日曜の夕方、仕事のことを考えると憂鬱ですね。
会社、割とクビになりそうなレベルでのミスをやらかしたり、上司に報告してないミスが数えきれないほど存在してる。案件も許可取らずに何件断っただろうか。
何人のお客さんを無視してしまっているだろうか。
ごめんなさいなんだけど、こんなの全部やってたら寝る間もありませんてことばっかりなので仕方ないです。自分の身は自分で守らなけりゃいけないので!
んで、思ったんですけどそいえば、中学の時部活クビになったなと思って、その時の話を。
俺はこう見えても(どう見えてんだよ)野球部に所属していた。
小学校から野球をやっていたため、中学校でもカーストが高そうな野球部に所属しとくか。的な感じで。
夏頃2つ上の3年生が引退し、1つ上の代が中心となったのだが、1つ上の代が人数が少なく、あまりにもヘタクソだったのと、退部者続出で俺におこぼれが回ってきた。
そう。俺は何もせずレギュラーに成り上がったのだ。
ただ、
実力が何も伴ってない、体は小さい、練習が嫌い。の3拍子そろった選手だった。
試合には出るも毎試合ひとりでエラー4つとか、打ってもピッチャーゴロ。
エラーが2つの日は今日は少ないなあという感じで感覚が麻痺して頭がおかしくなっていた。
毎試合毎試合こんな感じ。
でもほかに交代できる選手がおらず、毎回俺が試合に出ていた。
そんなある日、試合前の守備練習で、先輩が2人ミスしたあと俺の番が回ってきた。
ノックを受ける際「お願いします!」と大きな声を出しボールを受けるのだが、
その時に俺は「おねしゃ~す」と野球部とは思えないナメ腐った小さな声を出してしまった。
しまったと思った瞬間、時すでに遅し
顧問「帰れええええいいいい」と。
先輩二人のミスでイライラがたまっていた後の俺だったため、そこで顧問に火をつけてしまった。
「よっしゃ帰れる!」と思ったが、僕も中学1年生。大人である。
大人の建前で、「嫌です!」
と2回くらい言ったが、帰れと言われたので仕方なく帰った。
当時ヒルクライムの春夏秋冬が流行ってたので、春夏秋冬を歌いながらのんきに帰った。
家に帰ったら親父がいてアホ程に怒られ、タコ殴りされた話はここでは省略する。
その数日後、部活行きづらいなあと思いながらも、ここで辞めては内申点が!と思ったので、一応顧問に謝って、「今後は態度で示していきます」などわけわからないそれっぽいことを言って部活に戻るのである。
相変わらず試合には出してもらった。
この頃になると慣れてきてエラーも3つくらいになり(多い)、また、送りバントを覚えた。送りバントをして1塁にヘッドスライディングをすれば怒られないことに気づいたので、毎回バカの一つ覚えのようにやっていた。
そんなある日、試合でキャッチャーからの送球がワンバウンドになりボールを後ろにそらしてしまった。さすがに軟式のボールでもいきなり体の近くでバウンドするボールは怖いのである。
毎試合毎試合キャッチャーは捕れないようなバウンドを投げてくる。
4試合くらい連続でボールを後ろに逸らしてしまい点数が入ってしまった。
さすがにキャッチャーしっかりしろよハゲ野郎!と思っていた(野球部なので全員ハゲであるが)ところ、ベンチに戻ると顧問がめちゃくちゃ怒っていた。
「お前クビ」
矛先は俺だった。
何回も同じミスをしている、そんな奴はもうクビ
だと。
クビになるってのはよっぽどのヘタクソか、ヤンキーになってグれるとかが一般的だが、(一般的か?)俺の場合は試合に出て一生懸命プレーをしている中でのクビ宣告だった。
さすがの俺もショックだった。
野球部で活躍して女の子にモテることだけを考えていた俺だったがその夢も叶わないのかと思うと非常に腹立たしい気持ちになった。
こうして俺は中学にして部活で「クビ」宣告されるのであった。