こういうグループが存在していたという事を頭の片隅でどうか覚えておいてほしい。
2020年3月30日
伝説がひとつ幕を閉じることとなる。
こぶしファクトリー
広瀬彩海
野村みな美
浜浦彩乃
和田桜子
井上玲音
ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループである。
公式twitterより
最初は8人だったメンバーも徐々に徐々に減っていき、、、
残されたメンバーは5人。。。
デビューした2015年、いきなりのレコード大賞最優秀新人賞
幸先のいいスタートを切る。
(正直に言うとアップフロントが強いよねレコ大新人賞は)
そのかわいらしいルックスからメンバー全員が放つ、こぶしのきいた迫力のあるアイドルらしからぬ歌声は唯一無二であり、バリバリにオリジナリティを発揮していた。
この年はドラマ ラーメン大好き小泉さんの挿入歌にも使用され、注目を集めている。
その後、2016年発売のトリプルA面シングル
桜ナイトフィーバー/ちょっと愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂
オリコン1位を獲得。
しかもこれらKANやヒャダインといった大御所が曲を作っている。
当時のこぶしに対する期待の表れか。
こぶしファクトリー『チョット愚直に!猪突猛進』(Magnolia Factory [Foolishly Honest! Impulsive Actions!]) (Promotion Edit)
↑特にヒャダイン×ハロプロというのは珍しい試みだったように思える。
この曲はヒャダインがハロに寄せ行った感じもあったが。
当時僕は大学1年。聴くとあのときの記憶がよみがえるよね。
もうここからこぶしのフィーバーが続くと思った。
Mステとか余裕で出てしまうと思った。
1stアルバム
辛夷其ノ壱
名盤である。
その中のラストを飾る曲 辛夷の花
こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)
出だしから熱すぎる
この曲は普通のアイドルソングとは大きくかけ離れ、フォークソングの要素を含んでおり、若い女性が見事に歌いこなしていると当時、関ジャムでヒャダインや関ジャニが絶賛していたのを覚えている。
ただ、、、このまま勝ち組ルートをたどるのかと思いきや、この次の年くらいから徐々に変化が訪れる。
1年間で3人の脱退。
そのうちの2人の理由が理由だっただけにね。
メンバー、ファンは相当なショックを受けたんじゃないでしょうかね。
僕は正直終わったと思った。
だがここで終わらなかった。
残された5人。
地道に活動を続けていき、徐々にまとまりが出てきたように感じた。
逆に人数が少なくなってまとまりが良くなったような気もした。
あの伝説のハロプロユニット℃-uteのように、いやそれ以上になれるかもしれないと。
シングルも当たり曲が多かったように思う。
そしてどれも力強く元気が出るような応援歌ばかり。
こぶしファクトリー『きっと私は』(Magnolia Factory[I must be…])(Promotion Edit)
こぶしファクトリー《アカペラ&ボイスパーカッション》LOVEマシーン
そして、年末この動画を見て、こぶしはまだいけると確信していた。
アカペラの能力があり、コーラスもうまい、ボイパができる、ラップができる。
アレンジも素晴らしい。
こんなことできるアイドルいますか??
ロマンの塊みたいなグループだと。
いずれ日本武道館に立てるアーティストだと思っていた、矢先。
衝撃のニュースが飛び込んできた。
こぶしファクトリー解散。
こんなに実力があるアイドルいや、アーティストの曲がもう聞けなくなってしまう、活動が見られなくなってしまうのは本当に寂しいもので。非常に受け入れがたい。
だけど、少しだけやっぱりか、、と思ってしまった自分もいた。
間違いなく伝説だった。
実力、活動期間の短さ、曲、メンバー。
もう少し世間に知られなきゃいけないグループだった。
20歳前後のメンバーが今後どのような人生を歩んでいくのだろうか。
これからまだまだ人生は長いです。
これからも自分の夢に突き進んでいってください。
本当に素晴らしいグループでした。
僕たちは自分たちよりも年下の女の子たちにたくさん勇気や元気を貰っていました。
本当にありがとう。
アイドルファンじゃない人達にも見てもらうため、文字数を少なくし、マニアックな感じは出していないつもりです。
評論家気取りで上から目線で語りましたが、ハロヲタさん達、浅い知識ですみません。
個人的にメロン記念日の「This is 運命」のカバーが大好きです。
これからの彼女たちの人生を応援します。
こぶしファクトリー『青春の花』(Magnolia Factory [The flower of youth])(Promotion Edit)
3月30日
こぶしファクトリーは解散しました。
解散ライブ、コロナの影響でまさかの無観客開催、、、
お客さんがたくさんいるステージで最後を迎えられませんでした。
これも伝説として語り継がれるのだろうか。
また、お客さんのいるステージに5人そろって立つ日は訪れるのだろうか。
完