「まあ恋人がいるに越したことはないしな」
そうつぶやき、参加の返信を送った。
僕のツイッターのフォロワーさんは結構彼氏彼女いる人が多い印象。
仕事がどう、うんぬんかんぬんはわかるけど、恋人がいるってだけで、それだけでだいぶ勝ち組だと思うけどね。羨ましい限りです。
そんな恋人がいない僕が23歳にして初めて合コンに行った時の話です。
9月某日
会社の同期から、1通のLINEが。
男側が一人足りないから来てくれ。と。
そう、合コンに誘われたのだ。
普段家に引きこもりがちで、合コンなど初めてだったが、今年は全然女性とそういうことになってない僕は即答でOKをした。
そして無職になる前に、会社員という肩書きがあるうちに、女性をゲットしようと思い気合が入っていた。
また、このような合コンという機会を与えてくれた同期君には感謝しかなかった。
はじめて会社に入ってよかったと思った。(笑)
当日
それまでの暑かった日々は嘘のように、この日から涼しげな陽気となった。
バッチリ半袖のお洒落な柄シャツを用意していた僕の着ていく服は何もなかった。
仕方なく2軍クラスの長袖をタンスの奥から引っ張り出し、着ていった。
しかし、指定された場所は都内某所そこそこの高級店。
高級店にしてはカジュアルな服装で行ってしまい、その場で服を脱いで前転をしながら叫びたかった。
そして男衆三人、恐る恐る個室に入るとそこにはタイプの違う美女が3人座っていた。
レベルが高すぎて、申し訳なさ過ぎて逆に帰りたくなった。
そして、年齢を聞くとまさかの二つ上。
聞いてねえぞおい。
美女×年上×高級店
年上の美女で高級店。これは経験したことないやつ。
はじめての合コンでいきなりこれはキツイ。
英検5級、4級を受けずにいきなり英検準1級を受けるみたいなもんだ。
今までにない緊張でかなり萎縮してしまい、174cmある僕の身長は147cmに縮んでいた。
そしてド緊張×酒で記憶はほとんど失ってしまった。
とりあえず言えることは、何か食って何か飲んだという事。
こうして楽しい時間は一瞬にして過ぎ去り、女性は一次会で秒で帰ってしまったわけだが、
まあ一番の理由は俺らがかっこよすぎて恐れ多くて帰ってしまったという考察にたどり着いた。
その後
男衆3人で飲み直したわけだが、企画者以外の女性慣れしてない俺ら男二人は、
5000円ちょいであんな美女と飲めたなんてあり得ない!キャバクラ行くより安い!ありがとう!と企画者の同期にお礼を申し上げた。
こういうところがダメなところだとはもちろん自覚している。
プロローグ
LINEグループが作成された。
かなりビビったが、数日後、私は勇気を出して3人の中で1番清楚でサバサバした感じの女性(見た目がタイプだったのと話が面白かったのとお○ぱいが大きかった)にLINEを送った。
なんとすぐに返信が。
そこから思ってた以上に割と盛り上がり、2週間近くLINEが続いた。
気になっている女性からLINEが返ってくるのはこんなにも嬉しいものなのか。
仕事を終え、LINEをするのがとても楽しみだった。
しかし、そんな日々も束の間、
僕がLINEを返した後、返信が途切れてしまった。
待ち続けてもう何日経ったのだろうか。
きっと携帯が壊れてしまったんだろうと思う。
それかお風呂に入ってるか。
そう思うの。
うんきっと。
ブログ次回予告:合コン百戦錬磨の俺が教える!モテ男合コンテクニック百選!
お楽しみに。