のびしろしかないわ

完全なる社会不適合者(25)のくたびれ日記

1年10か月の営業人生が終了しました。

これが「一旦」なのか、「一生」なのかはわからないが、自分には合ってなかったので。

それは環境のせい?自分のせい?

 

そしてまあ身バレもしてるかもしれないし、今後身バレするかもしれないがまあそんなことはどうだってよい。

 

この1年10か月の地獄のような日々の最後を何かに残しておきたい。

今から書く2000文字で語りきれるかといったらそんなことはなく、

言葉では説明できない、文字では表現できない辛いこともたくさんあった。

そして苦しいことばかりで楽しいことなどは何一つなかった。

仕事ってそういうもんなのかもしれないけど。

 

何度もこのブログで触れているが、

入った部署は簡単にいうなれば人手不足、皆自分の事で精一杯。

配属初日に、イスにぽつんと座ったままほぼ誰にも話しかけられなかったのは記憶に新しい。

新人教育のしの字も知らない部署に入ってしまった。

案の定、1年目の夏頃退職者が出てしまい、その引継ぎがほとんど自分に回ってきてしまったのが地獄の始まりだった。

 

わからないことがあっても、わかる人が退職してしまっているのでどうすればいいかわからず、歳の近い人もいないので一人で抱え込んでしまっていた。

それに関しても、上司はフォローしているつもりだったのかもしれないが、フォローのフォの字も感じられない。

とういうか、わからなくてもやっていって間違って覚えればいいでしょ。みたいなスタンスがどうしても気に食わなかったしメンタルがイかれた。

このスタイルには限度ってもんがあるし、頭の弱い俺には通用しなかった。

新人の気持ち全く分かってねえなと思ってたら、うちのグループの奴ら、全員中途採用組だった。

自分的には初めてのことだらけで、滅茶苦茶辛かったが、上司や先輩には大した仕事をやってない。なんでそんなこともわからないの。なんでそんなことで。というスタンスだったのが意味が分からなかった。まあ向こうも意味わからなかったんだろうけど。

 

人と喋れなくなった。

新入社員が訳わからず客に怒られ、なんか冷たい態度をとられ、

すべてのことがわからない。

社内でも喋り相手がいない、教えてもらえない、

これが生活のほとんどになってくると人間は結構病んでしまう。

その他多数症状は体にしっかりと出ていた。

 

この仕事を辞めよう。

こっから逃げよう。

ずっと思っていたことだ。

 

本当は1年で終わらせたかったが、コロナ禍の影響でそうもいかず、

もう少し続ける事にした。

 

結局今年の夏ごろに限界を迎え、辞める決意をした。

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 ここで粘った俺は12月で退職が一度決まっていたが、

人事権を握ってる偉い人がストップをかけ、面談を何度かした。

相当ゴねたが、

結局自分に割といい条件を出してもらったし、偉い人が若手のペーペーのために話をつけてくれたので、残ることにした。

もちろん部署も違えば、職種も勤務地も違う。要は異動。

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 結局、辞められませんでした。

ダサっ。

 

朝の通勤時は音楽を聴いて通勤していた。

去年の一番辛かった時期の朝に聴いていた音楽を聴くと泣きそうになる。

あんなに辛かったのに、この道を通ることはもうなくなるんだなあとか、

この飯屋もういけないんだなあとか思うと少し切なくなる。

もう感情がよくわからなくなっていた。

 

結果的に逃げてしまったのでこれをよく思わない人もたくさんいるし、

適応できなかったのもお前の責任だろって思う人も多いと思う。

もちろん自分の努力不足だった点があることは認める。

ただ自分がもう保てなかった。

思ったことは結局自分自身を守れるのは自分だけ。

ある程度味方に付いてくれる人はいるかもしれないけど最終的な決断をするのは自分自身である。

これがいい方向に行くかは全く分からないけれど、自分的には割と勇気ある決断をした方かなと思う。

 

単なる異動だと思ってる人がたくさんいた。

辞めるとかいうゴタゴタがあったと知ってる人は少数である。

デリカシーない奴ら多いから俺がいなくなってすぐ知れ渡るんだろうけど。

 

営業じゃないことをディスってくる人が多い。

もっとつまらなくなるぞ。とか言われたり。

陰でディスられたりもしてたそうだ。

うちの会社では営業>それ以外 みたいな構図があるからな。

他の会社もそうかな。

自分から営業もうやりたくないです。もうできません。って言ったんだよ

恥ずかしいっすよね。

 

最終出勤日を終えた。

しょうもない朝礼で挨拶をし、全員が微妙な反応をしていた。

最後までみっちり仕事をやらしてきて、引き継ぎもろくにできなくてギリギリ。

最後の最後まで昼飯は食えず。

本当にどうしようもない部署、上司だった。

最終日までも、帰るのは部署の中で一番最後。

心底この部署からいなくなれてよかったと思いました。

 

引っ越しの準備に追われている。

この決断が良いのか悪いのかわからないが、ダメだったらまた考えればいい。

 

 

営業を辞めます。