のびしろしかないわ

完全なる社会不適合者(25)のくたびれ日記

祝!退職記念。暗黒の新卒1年目を振り返ってみる

今回は振り返りシリーズ第①弾

 

新卒で今の会社に入社したのは今から2年前。

コロナ禍になる前の2019年4月。

希望に満ち溢れていたというよりかは、Fラン大学から一部上場企業へ就職という事でまあよくやったかなという感じだった。

就活の話はまた今度します。

 

 

・研修

研修は約2週間。本社近くの会社所有のビルで行われた。

家は会社側が借りてくれたウィークリーマンションに滞在。

家賃はすべて会社負担でここでは言えませんがそこそこの額でした。

わあ会社ってすげえなって思ったのを覚えている。

 

気になる研修はほぼ座学によるものだった。

研修内容(外部から講師を呼んでる)は社会人マナー(電話対応・名刺交換)この辺はためになったが、その後は「ん、これやって意味あるのか?」みたいな内容のものがチラホラ。

実際、配属されて使わないことばかり。

こんなことをやるくらいなら、実際に使う商品の勉強や、excel、word、powerpointの応用みたいなのを教えてほしいなあ。と思っていた。

 

おまけに研修担当の人事の若い女性がメンヘラチックで、急にわけわからないところでキレはじめたり、多少ヒステリックになってしまったりして、

おいおいこの会社大丈夫か??(笑)

となったのを覚えている。

その不安は実際に配属されて的中することとなる。

 

とはいえ、研修は50人以上の同期が全員集まっている。

楽しくないわけがなく、同期の女の子たちと毎晩飲み歩いたり、カラオケをしたり、おいしいお好み焼きを食べたりした。

「あぁ会社楽し。」

なお、これが社会人生活のピークであった。。

てか、研修2週間って少なすぎだろおい。

 

・配属

配属は営業。

ある業界向けの営業、全国に支店がある会社だが、この業界を担当している部署はここしかなく、少数精鋭で7人(営業5人、経理2人)という人数であった。

配属初日、GW前という事もあり、大忙しでほとんど誰も話してくれなかった。

年齢も近い人がおらず、1人で席にポツン。

経理のおばさんが手続関係を手際よく親切にやってくれたくらいだろうか。

その後も、特にやることはなく誰にも相手にされず(もちろん何かやることはございますかと聞いたり、自分で勉強したりはしたが低脳の俺には限界ってもんがある)

社内ニートを数か月経験。

何となくやべえなと感じた。

 

・夏頃

一番年の近い社員の退職。

当然人数も少ない部署、新しい人を他の部署から取るのかと思いきやそんなことはなく、取引先はほとんど全部自分に回ってくることになった。

引き継ぎは、1週間くらいだったか。いやもっと少なかった。

「えっ、引継ぎってこんな感じなの?」

と思ってたのも束の間、とにかく何が何だかわからないまま、その人は会社から去っていった。

「終わった」

その後自分にかかってくる問い合わせ、商談の話、見事に残された余剰在庫、引継ぎされてないこともたくさん。すべてがわけわからず、心の準備ができないまま沼にハマっていった。

当初人事の方は、かなり難しい部署になるので最初の1年間は上司について2人ですべて回るという話だったが、1年どころか約3か月で1人でやらされることとなる。

そして、辞めていった社員のミスが発覚し、やってもいないミス、何も知らない状況で各方面に謝罪をするという最悪のデビューとなった。(ともに引き継いだ先輩社員はほとんど知らんぷり)

「終わった(2)」

この辺からもともとなかったモチベーションはさらに下がっていく。

 

・秋~冬頃

体調不良と戦っていた。

駅に着くと止まらない吐き気、腹痛、めまい、なんか泣きそうになったり、

とにかく逃げだしたい一心だった。

昼飯も食えなくなった。

モチベーションもない上にアホなので、とにかく怒られた。

・教えない、放置してミスった社員を説教。

・ときには人の失敗を笑う。

・何でできないの、こんなこともわからないの。とか平気で言ってくる

・失敗して勝手に覚えて。とにかくやってみて。

・年下なので当然パシリ

こんなことをナチュラルにやってくるサイコパス野郎たちのもとでは働けない!

(当然自分の理解能力だったり、態度だったり、そういうところに問題はあったのは認める)

次はどんな無茶振りが来るのかなとか。また怒られるかなとか、とにかくもう誰も話しかけてほしくなかった。

精神的な問題もあり、また知識不足&緊張しいも噛み合って、商談ではほとんどまともに話せなくなってしまっていた。

「あ、俺営業できないわ。」

あと普通に会社選びを間違えてしまった。

就活をやり直したい。

仕事内容、環境、客、上司、すべてがうまくかみ合わず、

こうして、1年目にして退職を決意したのであった。

 

・年明けから春先

1年は続けようと思ったので3月まで待つことにした。

この3月までがまぁとにかく長かった。

正直このときのことを全く覚えていない。

強いて言うならば、供給した商品が全く売れず、大量に返品になったことくらいだろうか。

極限の精神状態で日々何とか生きていた。

ただ、不思議とこの時期に聴いていた曲は鮮明に覚えている。

そんな矢先、コロナが流行ってしまった。

このときの求人はほとんどなかった気がする。

こうして動くに動けなくなってしまったので、とりあえ会社に居座ることにした。

地獄の2年目編の幕開けであった。

 

・まとめ

わからなくてもやるのが仕事、自分で覚えなきゃいけない、誰も助けてくれない。そういうことを1年目で覚えられたのはよかった気がします。

会社というものは「知らんがな」という事がほとんど。

でもそれを受け入れられなかった。

そんなキャパはなかった。

ただ、肝心なスキルっつうものはあまり身についた実感がなく、ただただ、精神をやられていった。そんな感覚でして。

社会不適合者の私にはそんなことに耐えられるはずもなく。。

あとは会社も部署も上司もガチャ要素が強いですね。

配属された部署というかグループは全員が転職者で年齢は35歳以上。

教育制度が整っておらず、理解者的ポジションが誰もおらず、かなり孤独でした。

これも運。就活時点ではわからないから困ったもんです。

 

地獄の2年目編に続きます。

 

1年目に起きた事件↓

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