絶滅危惧種チェーン店シリーズ第2弾という事で。
何年ぶりのシリーズだよおい(笑)
東京チカラめしとは
当時、都内では「あ、ここにもある!」レベルでありましたね(笑)
今で言うまいばすけっと的な(笑)
それが今となっては3店舗。
【追記】
都内唯一の店舗の新宿西口店1号店が2022年8月28日をもって閉店。
これで残る店舗は、千葉県鎌ケ谷市にある新鎌ヶ谷店、大阪市の大阪日本橋店の2店舗となった。
もう全部なくなったと思っていた方も多いのではないでしょうか。
低迷の要因としては、店舗を急速に拡大させたためスタッフの人材育成が間に合わなかったのと、人手不足でオペレーションが回らず、サービスの低下。また、牛肉や米の高騰も要因に挙げられる。また、当時は味が落ちたとも言われていた。
その3店舗のうちの新鎌ヶ谷店。
線をつなぐ駅の通路の中にあり、駅を使う人でなきゃ使わなそうな場所にありますが、19時前で結構人は入ってました。
現在も新メニューを増やしており、独自の大盛りメニューは巷で話題になっている模様
美味そう。。。
また、昨年から香港にも出店しており、連日大盛況という人気っぷり。
昨年末には3号店をオープンさせている。
〈その他なくなってしまった牛丼チェーン〉
現在、主な牛丼チェーンとして挙げられるのは
- 吉野家
- すき家
- 松屋
の大手3社になか卯が続いているという状況。
その他にはどんなチェーンがあったのか、絶滅してしまった牛丼チェーンを独自に調査してみました。
牛丼太郎(~2012)
1983年頃から株式会社深澤が展開していた、知る人ぞ知る牛丼チェーン。
最盛期は東京23区に13店舗出店。
低価格にこだわっており、伝説のメニューと言われている納豆丼が200円、牛丼の並盛も一時は200円という驚異的な価格で提供していた。
しかし、牛丼チェーン3社による競争の激化に加え、2003年末からのBSE問題もあり、徐々に業績は悪化。そこから回復のめどは立たず会社は倒産。2012年に全店終了。
しかし、丼太郎と名前を変え、復活。現在は茗荷谷店のみ店舗が残っている。
丼太郎 茗荷谷店
神戸らんぷ亭(~2015)
1993年、ダイエーグループの一員として設立。
95年には牛丼チェーン店としては早期の段階で価格を290円まで下げたり、2010年には醤油を使わない「塩牛丼」を開発したりといった経営努力を行い、一時期は50店舗ほど展開し、売上でも牛丼業界5位にまで上り詰めた。
しかし、大手4社との争いには勝てず、2014年、一部店舗をカツ丼専門店かつ丼屋に転換。その後2015年に、マックグループ(現・株式会社ガーデン)に回収され、同株式会社が運営するラーメン店、壱角家への転換が進み、2015年に神戸らんぷ亭は全店閉店。銀座店のみ銀座らんぷ亭として2017年まで営業。しかし、牛丼は取り扱っていなかったようである。
〈その他絶滅危惧種牛丼チェーン〉
どん亭
新城店
しゃぶしゃぶの方ではなく牛丼屋の方。
七輪焼肉安安を運営している株式会社富士達が経営。
都内、そして沖縄を中心に展開していたが現在はFC3店舗のみとなっている。(そのうち2店舗は沖縄)
牛丼とカツカレーを組み合わせたどんスペなどの独自のボリューミーなメニューで知られる。
また、沖縄では沖縄そばも食べられるとのこと。
〈まとめ〉
いかかがでしたでしょうか。
懐かしい名前を思い出した人が多いのではないでしょうか。
しかし、牛丼チェーンの運営は肉の価格の高騰などもあり、なかなか難しいのかもしれません。その中でどのように肉以外で人気を集めるか(うなぎ、カレー、朝定食など)、また、他チェーンとの差別化と言うのもかなり重要になってくる気がします。
とはいえ同じようなチーズ牛丼とかネギ玉とかどの店でもやってますが(笑)
もしかしたら、数年後はあのチェーンもあのチェーンもなくなってしまうのかもしれません。何があるかわかりませんしね。
そして後編も予定しています!