のびしろしかないわ

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スリーエイト、くらしハウス、、絶滅危惧種コンビニチェーンを調べてみた【後編】

コンビニは大手チェーンとの吸収合併が多く、絶滅危惧種と思われる店舗数がかなり減ってしまっているコンビニが存在する。

 

それらのコンビニを前回記事で紹介したが、予想より情報が多くなってしまったため、今回は後編。

 

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↑前回記事で触れたポプラ

ポプラの仲間たち(同系列店)

スリーエイト

レンガに看板が埋まっているタイプの店舗が多い。(笑)

神田東店

車が泊まっており、前は喫煙所で人がたくさんいたため、変な撮り方になってしまった。。

 

生活彩家

昔は都内などでもちょこちょこ見かけていた生活彩家も今や病院やホテル、大学の中でしか見かけなくなってしまったが、新店も増やしているようで、地道に生き残っている。

生活彩家 御茶ノ水駅前店

しかしこの看板だと、どう見てもポプラなんだよな(笑)

 

くらしハウス

調べる限りあと1店舗のみ。。こちらはまさに絶滅危惧種。

相之川いまい店(千葉県市川市)

 

ヤマザキYショップ

成登家酒店(千葉県千葉市)

 

こちらも店舗数こそ少ないものの生き残っている。

同じ山崎製パン系でデイリーヤマザキと何が違うの?というところだが、通常のコンビニチェーン(デイリーヤマザキも)は本部が経営するチェーンで営業時間、品揃え、サービス等は統一をされているが、このYショップはボランタリー・チェーンと呼ばれ、もともとあった個人経営の店が山崎製パンと契約を結んだもので、他のコンビニのような縛りはなく、あくまで個人商店のような括り。

通常のチェーンは粗利に対し、ロイヤリティーを4、50%本部に支払うという仕組みだが、Yショップの場合は3万円を会費として本部に支払えば良いという仕組み。

また、営業時間、休業日、品揃え(もちろん山崎のものは売るし、デイリーヤマザキの商品を売ることもできるが)も店主の裁量によって決められるため、自由度が高いといった特徴があり、それぞれ店によって特色が違うのも面白い点である。

ただ、電子マネーに対応してなかったり、チケット・公共料金の扱いも店によって違うのでコンビニという側面においてはやや利便性に欠ける部分がある。

 

コスモス

南篠崎店(埼玉県加須市)

 

コスモスジャパン株式会社という会社が運営している千葉県松戸市に本社を置くチェーン。関東地方を中心に展開し、2000年頃は最大で100店舗以上まで増やしたが、徐々に店舗は減少中。

千葉県松戸市で確認できた店舗や都内で確認できた店舗も数店舗閉店している。また、公式HPも現在は閉鎖されており、どのくらいの店舗数が残っているのかは不明。

こちらもまさに絶滅危惧種である。

コスモスもYショップと同じボランタリー・チェーンであり、個人商店感が強め。

こちらも本部に対して会費を払うだけ。Yショップよりはお高いが5万円とこちらもお手頃。

今回訪れた南篠崎店ではお酒のコーナーがかなり充実しており、もともとは酒屋だったのではと推測される。※写真撮れずにすみません

 

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まとめ

今回は個人商店チックなコンビニの紹介が多かったが、個人商店自体が絶滅危惧種で跡継ぎ問題や大手コンビニの店舗増加、通販事業拡大、コロナ禍などにより、存続もかなり厳しいところがあるかもしれないが、昔ながらの地域に根付いたお店として、是非とも残しておいてもらいたい。

今回の記事は関東圏に偏ってしまったため、機会があれば東北・九州あたりも特集していきたいと思います。また、今後も珍しいコンビニがあれば見つけ次第紹介していきます。皆さまも何かあれば教えて下さいませ。

このシリーズ。マニアからしたら面白いんだろうけど、それ以外の人が見たら何が面白いの?って感じなんだろうなこの記事。。。(笑) 俺はだいぶ楽しかったけど(笑)

 

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