のびしろしかないわ

完全なる社会不適合者(25)のくたびれ日記

新しい漫才賞レース THE SECOND決勝進出者の経歴をまとめてみた【前編】

漫才の一番大きい賞レースといえばM-1グランプリ。

多くの漫才師たちが目標にする舞台である。

 

しかし、M-1グランプリは結成15年目までという規定があり、多くの芸人がチャンスを逃してきた。

そこで今回新しく始まる賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」は結成16年目以上の漫才師たちが出場可能な賞レースである。実力や才能はあっても出場できる賞レースがないため、ブレイクのきっかけが見出せない。。そんな漫才師たちにセカンドチャンスをつかんでほしいという願いを込めて、フジテレビが立ち上げる新たな大会である。

 

今回この舞台に出場する芸人8組がブレイク済みの芸人から懐かしの芸人までかなりの実力派揃いだったので、経歴を見ていきたい。

 

金属バット(結成16年目)

M-1グランプリ最高成績:準決勝敗退(敗者復活2位)2021年

毎年のようにM-1の決勝進出者候補に挙げられ、その毒のある個性的な漫才のファンも多く、毎年のように注目を集めていた金属バット。最もM-1に近い存在ではあったが、結局決勝の舞台には1度も立てずに、M-1の挑戦は終了してしまった。

www.damesyakaijinn1.com

この舞台のトップバッターでどんな漫才を見せてくれるのか。

 

マシンガンズ(結成25年目)

M-1グランプリ最高成績:準決勝敗退2007年、2008年

かつては「爆笑レッドカーペット」や「エンタの神様」など、頻繁にネタ番組に出演しており、2人がキレながらする漫才で人気を博すもその後低迷。M-1グランプリ休止時に行われていたTHE MANZAIでも2年連続で認定漫才師に選ばれるなど実力は確かだったが、本人たち曰く「チャンスを掴み損ねた」と語っている。最近では滝沢(左)はゴミ収集の作業員として就職し、ゴミ関連でのテレビ出演が増えており、芸人との二刀流をこなし話題になっている。

 

スピードワゴン(結成25年目)

M-1グランプリ最高成績:決勝6位 2003年

かつての人気番組 NHK 爆笑オンエアバトルの黄金期を支え、今もなおバラエティやネタ番組、ソロでの出演なども多く、安定した人気を誇ってる。そしてM-1はグランプリでは2002年、2003年と2度決勝の舞台に立っているが、2002年には審査員の立川談志に50点をつけられ7位。最高位は2003年の6位。その後は準決勝止まりで、決勝に出場することはできずにM-1の挑戦は終わってしまった。

決勝進出者の中での実績は一番上だが、賞レースのブランクをどう埋められるのだろうか。

 

三四郎(結成18年目)

M-1グランプリ最高成績:準決勝進出(敗者復活5位)2017年

お茶の間ではすでに人気の三四郎。M-1グランプリは2016年から2018年まで3年連続で準決勝進出を果たしており、決勝まであと一歩のところまで来ていたが、バラエティなどのテレビ出演で忙しくなったのかそれ以降は準々決勝止まりで決勝進出を果たすことができなかった。認知度、人気といったところでは出場者の中でもトップだが、実力でトップに立つことはできるのだろうか。

 

後編へ続く。