東京チカラめしとは
東京チカラめしは「金の蔵」などを運営するSANKO MARKETING FOODSの新規事業として2011年に池袋に1号店をオープン。
普通の牛丼と違い、煮るのではなく焼くスタイルの「焼き牛丼」が話題を呼び、店舗が徐々に拡大。
そして2011年11月には、同社社長が「2012年6月末までに100店を超え、2012年には年間300店を開店させる。チカラめしのみで1000店舗以上展開する」と述べ、その発言の通り、かなりの勢いで都内を中心に店舗数を増やしていき、1号店オープンから約1年程で100店舗に到達し、最盛期には店舗数は132店舗までに達した。
過去記事↓
10数年ほど前、都内のどこを歩いてもよく見かけた東京チカラめしも各地で閉店が相次ぎ、残っていた関東唯一の店舗であった新鎌ヶ谷店(千葉県)が昨年11月に閉店。
残すは大阪日本橋店(大阪府)の店舗のみであった。
ちなみに東京最後の店舗は新宿西口1号店。こちらは惜しまれつつも2022年8月で閉店したため、「東京と名前がつくのにもかかわらず、東京に店舗がない状態」がしばらく続いていたのである(笑)
ただ、運営元は都内に再出店の意向を示していたことにより、多くのファンはいずれ東京にまた復活するだろうと心のどこかで期待していた(筆者もそのうちの一人である)。
唯一の関東の店舗だった新鎌ヶ谷店の閉店から数か月、特にアナウンスはなく、ファンの間では東京チカラめしは終わるのか。。と思われていたが、なんと今年の5月7日。「東京チカラめし食堂」として都内再出店が決まったのである。
場所は九段下にある東京法務局などが入る九段第二合同庁舎内。
なんとも敷居が高い。。(笑)
復活するのであれば、新宿か渋谷か?池袋か?錦糸町、新小岩あたりの総武線沿いも面白いかな?なんて思っていたらまさかの場所。。
ただ、一般客も入れるということなので今回久しぶりに焼き牛丼を食べるべく潜入してみることにした。
九段下駅から降りて徒歩5分ほど。
ほんとにこんなところにあるのかと思い、入り口まで行くと。。
おおあるやんけ!あるやんけ!
そして地下に潜る。
かつての看板↓
比較してみると日替わり定食の文字が追加されている。
早速注文へ
めっちゃメニューがある。
定食に麺までも!
こんなの毎日来ても飽きない。
しかも週間メニューなので定食メニューは毎週入れ替わるらしい。
定食もめっちゃくちゃ美味そうだったが、
「くう。。でも、でも俺はあの、あの焼き牛丼が食べたい。。」
ということで、スタンダードに 焼き牛丼( ごはん大盛・具1.5倍) 880円 を注文。
久しぶりだな。お前。
この独特の甘じょっぱいタレがたまらんのですわ。
なかなか家庭じゃ作れない味というか、再現しがたい味というか。。
味は健在。久しぶりに元祖焼き牛丼に巡りあえることができました。
中の様子
よくある社員食堂のようなイメージ。
13時半ごろに行ったが、お昼時の後であったため、そこまで混雑している様子はなく入りやすかった。
食券を購入し、入口へ。
導線が分かれており、「定食」「カレー・麺」「牛丼」の3つに分かれている。
社員食堂っぽさはあったが、普通の牛丼店と同じくテイクアウトもやっている模様。
おなじみ牛丼メニュー
定食メニュー
ホットスナックまでも
これだけメニューがあると何を食べるか迷う。。
周りを見渡してみるとここの職員とみられる方々は、定食を食べている人が多く、あくまで牛丼屋というよりも「豊富なメニューの定食がお手軽に食べられる社食」という認識なのかもしれない。
しかし、牛丼の味も健在であり、これを食べにくるファンも多いのではないだろうか。
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今回は東京チカラめし食堂に潜入しました。
今後店舗を増やしていくのでしょうか。
その場合はチカラめしとしての出店なのか、チカラめし食堂としての出店なのか。
今後の展開に注目していきたいですね!
皆様もぜひ足を運んでみてください!
【お店の情報】※2024年7月現在の情報です
東京チカラめし食堂
住所:東京都千代田区九段南1-1-15 九段第2合同庁舎B1
アクセス:九段下駅より徒歩18分
営業時間:月曜日~金曜日 11:00〜14:00
定休日:土曜日・日曜日・祝日