のびしろしかないわ

突発的に調査したものをブログに綴っています。

どうやらあの幸楽苑が閉店ラッシュらしい。

全盛期は500店舗を超えていたラーメンチェーン 幸楽苑。

現在の店舗数は371店舗(2024年8月現在)

まだまだ店舗数は多い方ではあるが、2024年に入り各地で閉店が相次いでおり、30店舗程閉店している。

実はこの閉店ラッシュ。

今に始まったことではなく、始まりは2019年末頃であった。

当時の全店の1割に当たる51店を2019年12月から20年4月にかけて閉店すると発表。関東や東海地方の不採算店を中心に閉鎖し、一部の店舗は業態転換を進めていた。

その直前までは業績は良かったものの、19年9月から12月までの4カ月は台風の影響をもろに受け、工場の浸水被害等で複数の店舗が休業。

そこから徐々に業績が悪化してしまい、前年度の売り上げを下回る月が増えてしまった。

10月に至っては前年比30.7%減と大幅マイナスとなり、それまでの好調から一転してしまう。

幸楽苑。

黄色い看板のイメージだったが、最近は緑色の店舗の方が主流??

いつの間にか看板が変わっていることはよくあることである。

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近年はその他低価格チェーンの台頭、豚骨系のチェーン、がっつり系やこってり系ラーメンの人気で競争が激しくなっている。

また、幸楽苑といえば中華そば290円 というあり得ない安さが売りだったものの、現在の価格は物価の高騰などもあり490円。まあこの値段も十分安いのだが、その時代を知っている身からすると高くなってしまったなあとも思う。(とは言いつつ家の近くにあったら絶対行くくらい安いが)

 

では、閉店した店舗はどうなっていくのだろうか。

3月中旬、ラーメン店チェーンの幸楽苑ホールディングスが運営する「幸楽苑」の21店舗を、町田商店を運営する株式会社ギフトホールディングスが承継することが明らかにした。そのため、跡地が町田商店になるケースが多い。

町田商店は現在、190店舗展開している家系ラーメンチェーンである。

2008年に1号店を東京都町田市でオープンしてから、22年に過去最高の経常利益を記録している。

なお、株式会社ギフトホールディングスは、ガッツリ系ラーメン業態「豚山」、油そば業態「元祖油堂」なども展開し、こちらも順調。

豚山 ラーメン(小)250g 950円

いわゆる二郎系と言われるラーメン店。

最大の特徴はラーメンの提供の際、コールと呼ばれる独特なルールがあり、ニンニク、野菜、背脂、味の濃さを店員に聞かれた際に呪文のように答えなくてはいけない。

このコールも含め、独自のルールなどがあったり、いわゆる二郎系のラーメン屋はどこも殺伐とした雰囲気があり、豚山ももちろんコールはあるが雰囲気、店員なども比較的優しめなため、女性や初めての方などでも入りやすい二郎系のいわゆる入門店的な立ち位置を確立している。

 

なお、株式会社ギフトホールディングスは今後の方向性としてフードコートへの出店を狙っており、うまくいけば500店までに店舗を拡大できるとしている。

こちらも、フードコートに多数出店中の幸楽苑が今後は町田商店や豚山に変わってしまうのだろうか。。それはそれで不自然な光景ではあるが(笑)

 

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