コミュニティストアとは
コミュニティストアとはかつて存在した中堅コンビニチェーンである。
大手食品卸売商社の国分グループ本社の事業会社である国分グローサーズチェーン株式会社が運営していた。
主に都内を中心に関東地方に展開しており、その他にも東海地方、大阪、兵庫などの関西地方、一時期は北海道にも店舗を展開していた。
最盛期には700店舗を超えていたが、徐々に店舗数を減らし、惜しまれつつも2021年11月末をもって全店閉店となった。
かつてのコミュニティストア

一ノ割もりたや店(春日部市)
コンビニ名鑑さん提供
https://konbinimeikan.web.fc2.com/ichiran/communitystore/index.html
このよくわからない顔みたいなマークと独特な配色が特徴的であった。
千葉出身の私としても地味に見かけるな~という印象ではあった。
特に思い入れはないのだが、いざなくなると懐かしく惜しい感じてしまう自分がいる。
近年、中堅コンビニは大手コンビニに買収され、大手コンビニに生まれ変わることが多い。
サンクス、am/pm、ココストア→ファミリーマート
スリーエフ、セーブオン、新鮮組→ローソン
みたいな感じで。
では、コミュニティストアのようにどこにも買収もされずに消滅してしまったコンビニはどのような変化を遂げているのだろうか。
基本的には全く別の大手コンビニがテナントとして入るパターン、全く別業態のお店になるパターン、看板だけ撤去され空き家にようになるパターン、建物自体が解体されているパターンなど様々なケースがあるが、その中でも”コミュニティストアっぽさ”が残っているお店を巡ってみることにした。
まず特徴的なのは看板。
凸の部分が残っている店舗を調査すると何店舗か残っている店舗があった。
コミュニティショップ とくやま
大阪府守口市にあるコミュニティショップ とくやま。

こちらの店舗は看板を塗り替えて名称をコミュニティストアから”コミュニティショップ”として生まれ変わった店舗である。
凸の部分にウサギの長い耳がくるかわいらしいデザインで、配色的にはなんとなくデイリーヤマザキを連想させる配色である。
パンなどはヤマザキの製品も多くそれと関係しているのだろうか...
ちなみに品揃えもかなり良く、普通のコンビニと遜色ない地域に必要なTHE コンビニという印象であった。

ポール看板にもウサギがいる。
八丁通りいたばし
東京都三鷹市にある八丁通りいたばし。
三鷹駅から徒歩5分以内とアクセスもかなり良好な立地である。

店の前でタバコを吸っているお客さんが多すぎたため、気まずいので正面からの写真はあえなく断念!(笑)
地域で働く人の喫煙スペースとしてもかなり人気のスポットとなっていた。
そして、こちらもコミュニティストアの凸部分が確認できる。
店内は特にお酒とアイスの品揃えがめちゃくちゃよかった。もちろんたばこも売っている。
そして意外だったのが、セイコーマートの商品も取り扱っているところ。

こちらはセコマブランドのカップラーメン。
東京ではなかなか手に入らないのでセコマファンとしてもかなりありがたい...
↓は全く別の個人店として残っているパターンだが、どこかコミュニティストアっぽさを感じられる店舗である。
ざるや

東京都稲城市にあるざるや。
こちらは凸部分ではないタイプのコミュニティストアである。
チェーン解散後、コミュニティストアからざるやに変わったが、もともとは最初はコミュニティストアでもなかったのだとか。

こちらの少し懐かしいミルクコーヒーを購入。
そういえばUCCのコーヒーもあまり見かけなくなった気がする。
↓こちらはなんとコミュニティストアという文字を消してないパターン。
かなり潔い(笑)
コミュニティストアふたかみ RIKISAN

埼玉県所沢市にあるこちらの店舗。
創業は150年ほどとかなり歴史のあるお店のようだ。
こちらはなんとコミュニティストアの旧看板のまま営業を続けており、チェーンが解散した今もなおこちらの看板を掲げている激レア店舗。
全国的に見てももう数えるほどしかないだろう。
メインは酒屋ではあるが、「いろいろやっているよ」と店主さん。

燃料もやっており、国道463号沿いにあるガソリンスタンドも経営しているという。
こちらの店舗は文字が残っているので、完全なるコミュニティストアの生き残りである。
いかがでしたでしょうか。
かつてコンビニだった店舗が形を変えて個人コンビニとして生き残るパターンも存在しており、それぞれの特色を生かして地域に貢献していることがわかりました。
皆様も近くをお立ち寄りの際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!