
あるブックオフが閉店した。
そこのシャッターに注目すると、そこにはブックオフではない”人が馬飛びしているロゴ”があった。
このロゴ、過去のユニクロのロゴにそっくりなのだが、ユニクロの色は赤である。

※↑拾い画です。すみません
現在では世界的ブランドとなったユニクロだが、その成長の裏には、今ではほとんど語られなくなった実験的な業態が存在する。
それが「スポクロ」と「ファミクロ」である。
この馬飛びをしているロゴはスポーツカジュアル衣料品店の「スポクロ(スポーツ・クロージング・ウエアハウス)」のロゴである。
スポクロではナイキやアディダスなどの商品も取り扱っていたという。
また、それと同時期にファミリーカジュアル衣料品店の「ファミクロ(ファミリー・クロージング・ウエアハウス)」も展開していた。
しかし、これらを展開していたのは1997年から1998年まで。業績が思わしくなかったため、わずか1年ほどで撤退しているのである。
その後、ユニクロはブランドを一本化する方針へと舵を切り、これらの業態は本体へと吸収される形で姿を消していった。
当時、この2つのブランドがどのくらい店舗があったのかは不明だが、それぞれ9店舗ずつオープンしたという情報がある。
ブックオフ閉店でシャッターにはスポクロのロゴが(この店舗はスポクロのときとユニクロのときがあったらしい) pic.twitter.com/pZ5TXaH1q5
— 蜂木 (@hachikinnnn) April 29, 2026
わずか1年という短い期間であったため、記憶にある人は少ないとは思うがこのように残骸が残っているのはかなりレアなのではないだろうか。
実はユニクロ、一時期は野菜も売っていたようだ。
2002年頃、「SKIP」のブランド名で永田農法による農作物の販売に着手。
ウェブサイト、会員宅配、トラック、テント式仮店舗という4つの販売チャネルで展開していたが、高めの価格設定や会員宅配が消費者から受け入れられず黒字化の目処が立たなくなり事業の継続を断念。こちらも2年ももたずに撤退となってしまった。

ちなみに、ここのブックオフ跡地(八千代大和田店)はスポクロ時代もユニクロ時代もあったらしい。
どっちが先だったのか、スポクロ撤退後すぐにブックオフに転換したのかは不明だが、3本の旗を揚げる用のポールと三角の建物のおかげでユニクロの跡地ということはなんとなくわかる。

いかがでしたでしょうか。
今回はユニクロの別業態について特集してみました。
このような数々の事業の失敗が今のユニクロの成功を導いているといっても過言ではないでしょう。
もしかしたら、まだ皆さんの街にもスポクロ、ファミクロの面影が隠れているかもしれませんね。