とはいいつつも、難易度がかなり低いとされている国家資格だが。
きっかけは履歴書。
転職活動をするにあたって、資格の部分が普通免許しかなくて「なんか寂しいなぁこれ」と思ったのがきっかけ。
また、せっかく無職になって時間ができるのと、ブランクによる頭のボケ防止のためにも資格は何かしら勉強しておこうと思ったのもきっかけの1つである。
「んーとりあえず乙4やるか」
そんな軽いノリで試験に申し込んだのである。
この危険物乙4といわれる資格。
ガソリンスタンドでは危険物乙4を持っているとアルバイトでも時給が上がるので、「仕事が決まらなかったら車の来なさそうな田舎のガソリンスタンドで適当に働くか」なんてわけのわからないことを考えていた。
受験から約2週間後
1通のはがきが。
ほとんど手ごたえがなかったので普通に存在を忘れていたのだが(笑)
結果はなんとかギリギリ合格。
正答率に関しましては賛否が起こりそうな正答率だったので隠します(笑)
ニートの合格への道のりを少し詳しく書いていこうと思う。
まずは概要から。
そもそも危険物乙4とは
つまり省略するとあそこらへんの危険そうな液体を扱えるよ~という資格なのだ(省略しすぎだろ)
生かせる職種
- ガソリンスタンド
- 化学系メーカー
- タンクローリーの運転手
- 石油会社
- 自動車設備工場
- 公共施設の設備管理
- 消防士
とガソリンスタンドだけのしょぼい資格かと思っていたらそんなことはなく、かなり幅が広い!
試験の概要
試験科目は、3つの科目に分けられる。
- 危険物に関する法令(15問)
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学(10問)
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(10問)
の計35問。
試験はマークシート方式で、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ方式となっている。
試験時間は2時間、合格するためには科目ごとに60%以上の正答率が必要となる。
つまり、1科目でも60%に達しなければ合格できない。どれか1つの分野でカバーするというよりかはまんべんなく点数を取らなければならない。
しかし、合格率は数年前は20%台後半、ここ数年は30%台後半と国家資格の中ではかなり合格率は高い。
ちなみに化学の分野は中高時代でやったあんな感じの計算問題とかもある。
しかし、すでに中学で赤点ギリギリの点数を取っていた私にとってこの分野の勉強は地獄のような勉強時間であった。。
【年齢層調査】
見た感じ20代男性が多めな印象。しかしお父さんみたいな方も多く、幅広い年齢層がいた。若い女性は少なかったものの1人で受けに来ている人は何人も見かけたので、浮くとかはなさそう。ギャルもいたし。あとは学生が集団で受けに来ているパターンも多かったので、少しうるさい。学校かなんかで受けるように言われてみんなで来ているのかもしれない
勉強方法
気になる勉強方法。
方法としては根性の独学である。
テキストは1冊のみを使用。
ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン 第4版 (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン危険物取扱者試験研究会 ] 価格:1,628円 |
何度も言う。これのみだ。
これを買えばいい。
なお、私は2年前に買ったテキストで合格しました。
いや、それまで何やってたんだよって話だが。(笑)
しかし、さすがはユーキャンさん。
このテキストにはかわいいイラストも書いてあるし、図も丁寧で字ばっかりのテキストではないのがいいところ。バカを飽きさせない仕組みになっている。
そして各単元の終わった後には理解度を深める正誤問題、それから、予想テストもばっちり2回分、持ち運び便利な薄い用語集もついているので安心。
勉強期間:2か月(初めの1か月はテキストをペラペラめくるだけだったので実質1か月)
勉強方法としては、
- テキストを約3周(最初の1周はほとんど理解していない(笑))
- わかりづらい場所はわかる言葉で自分なりにテキストにバンバン書き込む。
- 丸写しではなくアウトプットでノートにいろいろ書く。
- 語呂合わせや数字は自分のわかりやすいように改造。(好きな選手の背番号などで覚える)
みたいな感じ。
テキストに直接書き込む。
これはまだかわいい方です。
ひどいのは落書きレベルでひどいです(笑)
そして最後の1.2週間でテスト形式で問題を解き、わからなかったとこを重点的に再度頭に詰め込むという流れ。
まとめ
難易度の低い試験ではあるが、ゴロゴロしていただけのニートが一応勉強してちゃんと1発で合格した部分に関しては評価してほしい(笑)
独学でしかもテキスト1冊でいけたので、お財布にも優しい。
私のような理科が根本的に苦手な文系Fラン卒でもなんとか取得できる資格です。
テキストであまり理解できなかった場合は、こういうのもある。
便利な世の中になりましたね。
しかし、私みたいに頭が悪い人は悪いなりに勉強時間はそれなりに必要ではあります。
ただ、何でもいいから短期間で資格を取りたい人、履歴書の資格欄がかっこ悪い人、資格勉強するクセをつけたい人なんかにはおすすめの資格ですので是非。
さて、次は何の資格取ろうか。
↓資格シリーズ②