のびしろしかないわ

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【津田沼店も...】なぜ?イトーヨーカドーの閉店が相次いでいる件

2023年3月9日、イトーヨーカ堂が新たに店舗を14店を閉店すると発表し、祖業である衣料品分野からの撤退も発表された。

2023年2月末には126店を展開していたイトーヨーカドーであるが、既に19店の閉店が決定。2025年までには33店舗を閉店させ、93店にまで縮小する見通しとのこと。

その影響を受け、今年も閉店が相次いでいる。

 

当初、93店舗という数字が、関東にある店舗数と一致していたことから、関東以外の店舗をすべて閉店させるのではないかという情報もあったが、2023年の竹の塚店(東京都)の閉店を皮切りに都内の店舗も何店舗か閉店が決まっているので、その線はなさそうである。

なお、基本的に跡地に関しては

・同系列のヨークベニマル

北海道に展開するスーパー ダイイチ

・ロピアなどを展開するOICグループ

上記に事業継承する模様(未定の場合もあり)

なお、OICグループへの事業譲渡は基本的にロピアへの転換だと思われる。

以下閉店情報をまとめてみた。

2024年以降閉店リスト(最新版)

・2024/1/31 アリオ仙台泉店(宮城県)

→アリオも閉店

・2024/3/31 五所川原店(青森県)※商業施設エルム内の1F

→エルムは存続

・2024/4/21 拝島店(東京都)

・2024/5/6 福島店(福島県)

・2024/5/26 郡山店(福島県)

→福島店・郡山店の閉店により福島県からイトーヨーカドーは撤退。

福島店の跡地に関しては不明だが、郡山店の跡地は同系列スーパー ヨークベニマルになる予定とのこと。

・2024/6/30 帯広店(北海道)

2023年に入り、帯広市内はデパートの「藤丸」や「長崎屋帯広店」の直営店売り場が相次いで閉店し、地域経済への影響が懸念されているが、建物の所有者は商業施設として存続させる方向だという。

→【追記】跡地にはスーパー ダイイチが出店する模様。

・2024年7月めど 青森店(青森県)

→OICグループへ事業譲渡

・2024年8月 北見店(北海道)

・2024/8/31 八戸沼館店(青森県)

・2024年9月めど 弘前店(青森県)

→こちらもOICグループへ事業譲渡。これで青森県は全店舗閉店になる。

弘前店に関しては昔から全国で売り上げも上位であり、今回の閉店は予想外だという声が挙がっている。

・2024年9月 津田沼店(千葉県)←NEW

津田沼店のマクドナルドは2023年11月に閉店。言及記事↓

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・2024/9/29 上板橋店(東京都)

訴訟中。建物と敷地を所有する地元の不動産会社との訴訟で敗訴が続き、最高裁に上告しても勝つ可能性が低いと判断し、閉店へ。

・2024年9月29日上板橋店(東京都)

・2024年10月 柏店(千葉県柏市)

・時期不明 東大和店(東京都)

→こちらの店舗に関しては2025年頃に商業施設リコパ(LICOPA)東大和として生まれ変わる模様。

その準備のためか2024年1月8日にテナントとして入っている店が軒並み閉店をするとの情報。

・時期不明 川越店(埼玉県川越市)

・時期不明 綱島店(神奈川県横浜市)

北海道・東北・信越地方撤退へ

また、以前から発表のあったこれらにプラスして時期は不明だが新たに北海道、東北地方の店舗が撤退することが発表された。

下記対象店舗である。

【北海道】

・琴似店(札幌市)→OICグループへ事業譲渡

・アリオ札幌店(札幌市)→スーパー ダイイチへ事業譲渡

・屯田店(札幌市)→OICグループへ事業譲渡

・福住店(札幌市)→未定

【岩手】

・花巻店(花巻市)→OICグループへ事業譲渡

【宮城】

・石巻あけぼの店(石巻市)→ヨークベニマルへ事業譲渡

これで北海道・東北地方からは撤退となる。

予想されていなかった北海道・東北の店舗がすべて閉店決定という事態に驚きの声が挙がっている。

また、新潟県にある丸大新潟店、長野県にあるアリオ上田店、こちらもOICグループへの譲渡が発表。おそらくこちらのヨーカドーも閉店し、ロピアになると思われる。

同じく長野県の南松本店も閉店。こちらは譲渡先が見つかっておらず。この閉店で長野県からも撤退。信越地方のヨーカドーも0になる。

 

ちなみにイトーヨーカドーのフードコート内にあるファストフード店 ポッポ。

2024年1月現在で37店舗。最盛期の145店舗からかなり店舗が激減している。

今回の北海道・東北各地のイトーヨーカドーの閉店により、さらに店舗を減らすと見られる。

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店舗閉鎖について、イトーヨーカドーの山本哲也社長は、「地方店は(閉鎖対象店舗の)近隣にグループの店舗がなく、雇用の確保と地域経済への影響を考え、事業譲渡を含めて、グループ内外の関係者と話し合いを進めている。

首都圏は、近隣に店舗があるため、近隣店舗を雇用の受け皿にしたい」とコメントしている。

 

よくあるケースとして、イトーヨーカドー内に入っている飲食店のテナントが閉店をし始めたら、そのイトーヨーカドーが閉店する日は近いかもしれない。。

どこにでもあったイトーヨーカドー。

幼いころからの思い出がある人が多いのではないでしょうか。

今後数十年後、イトーヨーカドーブランドは消滅してしまうのだろうか。

今後の動きに注目が集まるところである。

皆さまも閉店情報や跡地に関する情報をお待ちしております。

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【閉店記事】

2023年に入り、店舗の縮小や経営方針の転換などにより、閉店する店舗が相次いだ。

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