サンテオレとは
株式会社サンテオレコーポレーションが運営するファストフードチェーン。
1973年に第1号店がオープン。
もともとの名称は明治サンテオレであり、乳業メーカーである明治乳業(現・明治)傘下である明治サンテオレ株式会社(のちに東京明治フーズ株式会社に吸収合併)が運営していた。
1995年には100店舗ほど展開していたが、東京明治フーズに吸収合併された2003年頃より、徐々に店舗数が激減。
その後、2006年に明治を離脱し、株式会社サンテオレコーポレーションが設立された。
現在の店舗は、
・東金店(千葉県東金市)
・日本大通り駅店(神奈川県横浜市)→2024年3月26日閉店が決定。
の2店舗となっている→1店舗のみに。。
まさに激レアチェーンである。
サンテオレが展開され始めた同時期には、
ロッテの「ロッテリア」
森永製菓の「森永LOVE」
江崎グリコの「グリコア」
雪印乳業の「スノーピア」
などがファストフード事業に参入していたが、ほとんどが消滅。
現在残っているのはロッテリアとサンテオレである。
しかし、そんなロッテリアに関しては2023年にゼンショーグループに売却。
サンテオレも2006年に明治を離脱していることから、製菓(乳業)メーカーのファストフード事業は軒並み苦戦を強いられていたことがわかる。
かつて明治(明治というか明治パン)は「フレンドマート」というコンビニも展開していた。明治パンの消滅に伴い、現在営業しているフレンドマートは個人店としての営業、または別のチェーンに所属している。
今回は千葉県東金市にある商業施設「サンピア」内にあるサンテオレに潜入。
サンピアという名前だけで中身は完全にイオンである。
いい具合に年季が入った建物が見れたところで。(笑)
早速サンテオレに潜入。
こちらもどこか懐かしさを感じる外観。
そして、メニュー
そして、今回頼んだのは無難にハンバーガーセットを注文。
セットはポテトSまたはオニオンリング、そしてドリンク(おそらくMサイズ)がつく。
オニオンリングも食べたかったが、ポテト評論家としてはまずはポテトを食べなくてはいけない(笑)
ただ、+50円でスパイスポテトに変更ができたのでそちらを注文。
激レアチェーンという事で期待していたのだが、特に包み紙に柄はついていなかった。(笑)
ハンバーガーはザ・スタンダード。
肉厚というよりかはヘルシーなハンバーグにケチャップ・マヨネーズ・マスタードも?
パンはふわふわしていてやわらかく、具は少なめだが大きめの玉ねぎたくさん入っており、美味かった。
ポテト
スパイスポテトは味が3種類選べるようである。
今回はチリガーリック味。
太さはマックと同じくらいのポテトだった。
もちろんおいしいポテト。
しかし、メニューが多いことに驚いた。
デザート類
麺類
どうやら運営会社がサンテオレコーポレーションに変わったあとは、各店舗の裁量が大きくなり、店舗ごとにメニューが異なっているらしい。
この東金店では「讃亭茶屋」としてラーメンやそば、うどんなどのメニューがある。
ちなみに2021年まで営業していた伊勢崎店も「讃亭茶屋」で同様のメニューを売っていたようである。
基本のバーガーメニューは変わらず、そこにプラスしてケーキやパンケーキなどのスイーツ、あんみつやかき氷などの和風甘味、さらにはパスタやカレー、ラーメン、定食などの食事メニューを提供する店舗もあったとのこと。
フードコートでポテトもラーメンもデザートも食える。。。
ポッポやん!
なんかちょっと似てるし(笑)
やはりフードコートでラーメンや甘いものが食べたいという人は多いのだろうか。
こうしてサンテオレは独自の進化を遂げ、東金のサンピアのフードコート内で必要不可欠な存在となっていた。
そんなサンテオレ。
残り1店舗のみとなってしまうが、再展開も考えてないわけではないという。
今後新たなサンテオレを見ることはできるのだろうか。。
是非とも生き残って欲しいものである。
皆さんも近くお立ち寄りの際は是非!