今回は音楽の調査。
バンドやグループの中の役割としてボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード(ピアノ・シンセ)、DJなどが主要な担当であるが、
それ以外の少し変わった役割を持っているメンバーがいるグループを何個か見つけたので紹介する。
電気グルーヴ
ソニーミュージック公式サイトより
ピエール瀧
本人は自身を「楽器の弾けないミュージシャン」を公言しており、電気グルーヴの公式プロフィール上の担当パートはTAKIと表記されている。ライブでは演奏と称し、綿あめを作ったり、ポップコーンを作ったりとかなりやりたい放題なパフォーマンスをしていた。しかし、実際には、ボーカルもこなし、作詞も相方の石野卓球とともにも担当している。
また、シンセサイザー、サンプラーも所持し、楽曲制作もしており、ライブで演奏もしたことがある。かつてはDJ活動も行っていた。
氣志團
早乙女光(画像1番右)
彼の担当パートはDANCE & SCREAM と表記されている。
主にボーカルの綾小路翔の隣でダンス、コーラスや合いの手、曲によっては1部ボーカルのパートも存在する。氣志團のキャッチーな曲(One Night Carnival等)においてはダンスを綾小路翔と横並びで踊っており、フロントマンとしても割と重要な役割を担っている。
歌以外では日本語を喋らず、謎の言語(通称ヒカル語)を喋る。ライブではダンス以外にもバク転のパフォーマンスをしたり、トランペット、タンバリン、銅鑼、ハーモニカなど、様々な楽器の演奏も行う多彩な人物である。また、強烈なキャラクターや端正な顔立ちからファンが一番多いとの噂もある。
グループ魂
You Tubeより
阿部サダヲ、宮藤官九郎が所属することでおなじみのグループ魂。
前列左のバイト君(村杉蝉之助)の担当パートは大道具と表記されている。曲によってはハーモニカを担当しているため、大道具・ハーモニカと表記されることもある。実際にはコーラスを担当したり、グループの代名詞であるスリッパで叩かれるのも彼の役目である。
また、バイト君の右隣、港カヲルの担当パートは永遠の46歳と表記されていることがある。これは彼が永遠の46歳を名乗っているからである。メディアによってはボーカル、MC、司会とも表記されていることがある。
ET-KING
コシバKEN(右端)
彼の担当は総合司会(現在はMC)
自身がDJとして所属していたグループが解散し、ET-KINGにMCでの参加を希望していたが、すでにMC5人、DJ1人がいて空きポジションが無かったことから、リーダーであるいときんに司会を命じられ、そこからET-KING特有の「総合司会」という形態が出来上がった。
デビュー時はDJのBOBBYとともに正式メンバーから外れる予定であったが、レコード会社へのいときんの説得により、正式メンバーとしてデビュー。ライブでは、最初にステージへ登場し「おひけいなすって」の台詞で前口上を切る彼のパフォーマンスがライブの恒例となっている。 歌の最中は基本的にコーラス(一部ボーカルパートあり)としてDJ横のお立ち台に下がるが、曲間に総合司会としてMCトークを行う。
しかし、メンバーのTENNの死後は、TENNのパートを引き継ぎ、ボーカル(MC)を担当しており、いときんの死後はメディア等の対応もメインで行っている。
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電波少女
公式Twitterより
ヒップホップグループ電波少女
nicecream(一番右)
彼の担当はパフォーマンス&ボタンを押す係
メディアによってはDJ/performanceと表記される場合もある。
DJブースに立ち、曲が始まるときにボタンを押す係、ブレイクダンスを得意としておりダンスのパフォーマンスもする。2018年TBS系「音楽の日」に出演した際には、間奏の合間にブレイクダンスとバク転を披露し観客を驚かせていた。曲によってはギター、ウクレレも弾いている場面も見られる。
また、別バンドではギターを担当している。
まとめ
いかがでしたでしょうか。意外と変わった担当を持ったメンバーがいるものですね。皆さんも何か知っているグループがあれば教えてください。
しかし、グループに所属して音楽活動をしているだけあって、メインではないにしても皆、一芸に秀でていることがよくわかります。