以前、千鳥の大悟が「人志松本の酒のツマミになる話」という番組でこんな話をしていた。
大悟が子どもの頃見た笑っていいともで、タモリさんがどっかの国に行った話をしていたそう。その国は真っ白い砂浜だけの国があってそこにテントかなんかを立てて過ごす。そこの砂浜の中には冷蔵庫があってシャンパンが入ってる...という話。
大悟は「ワシはいまだにどこの国かわからん。一回は行ってみたい」などと話しており、それを聞いた番組が調査。
スタッフが30年ほど前のフジテレビに残っている笑っていいともの映像を確認したが、有力な情報は掴めず。。
それから、当時のディレクターにも話を聞くことができたが「タモリさんがそのような話をしていた記憶はない」とのこと。
そして、その当時のディレクターから紹介を受けたタモリさんと仲が良かった番組関係者にも話を聞いたところ、有力な情報が。
昔、六本木のディスコのVIPルームに砂浜があって冷蔵庫があってシャンパンが飲めるところがあったという情報が得られたが、現在はなくなってしまっているとのこと。
ノブにもツッコまれていたが、大悟の聞き間違いで、タモリさんが話していたのは「どこかの国」ではなく「ディスコ」の話だった説が濃厚であるが、大悟自身はあまり納得いってない様子でタモリさんに直接聞いてしまうか、探偵ナイトスクープで調査をしてもらうと話していた。もしかしたらタモリさんじゃなかったかもと言い出す始末であった(笑)
子どものころの記憶というのは曖昧で解釈に違いがあったり、まれに本当に不思議な体験をすることもある。また、記憶と記憶がごっちゃになってしまったりもするので正直あてにならないものである。
こちらもまた有名な話であるが取り上げる。
ウルトラマンの最終回でウルトラマンが敵に催眠術を掛けられ、ただただ街を破壊して終わる回があったと一部の間でささやかれていた。
しかし、ウルトラマンシリーズにそのような最終回は存在せず、この話は都市伝説化していた。
この都市伝説をラジオで取り上げたのが特撮ファンで有名な伊集院光。
しかし、都市伝説というもののラジオにはリスナーから目撃証言が多数寄せられた。
そして、目撃証言はすべて埼玉県に住んでいた人である事から、テレビ埼玉と特定。
ラジオの力ってすごい!というか伊集院光の凄さでもあるんだろうが。
その後、年代まで詳しく調べていくと、詳しい人の証言でその正体が判明。
その正体がこちら。
宣弘社公式サイトより引用
まあ確かにこれは幼い子供はウルトラマンと記憶するだろというくらい風貌が似ているうえにちょっと怖い(笑)
そして、気になる内容だが全26話とのこと。
その25話で敵に憑依され街を破壊していくというもの。
上記で記載した催眠術ではなく、敵に憑依される。この辺からも子どもの記憶は曖昧であることがわかる。
その続きが26話で仲間の手により解放され、敵を倒して終了という流れであったのだが、、
テレビ埼玉は事情があり、25話までしか放送できなかったため、当時の子どもたちは「ただ街を破壊して終わった」と認識していたのだろう。
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25話までしか放送できなかった事情
26話のフィルムを他に貸していたため、泣く泣く放送を打ち切りにせざるを得なかったという理由。この説には諸説あり、特撮研究家の池田憲章氏がフィルムを返し忘れていたという説や、フィルムが使い物にならなかった説などが挙げられる。
ちなみにこの話題、最終話だけ飛ばされたという話だが実はその前にも何話分か飛ばされていた模様。
この件で、テレビ埼玉には苦情が入り、以後特撮の再放送はフィルムが全部揃ってない限り放映はしないという方針になったとのこと。
また、このアイアンキング以外にも別の特撮が途中で全然放送されなかったりと、テレビ埼玉は常習犯だったという情報もある。今は立派なテレビ局だと思いますが!
しかし幼い頃私も特撮が好きだった時期があり、よく本を買ってもらっていたが、ウルトラマンっぽい特撮って他にも結構あった気が。。今はウルトラマン仮面ライダー戦隊モノの括りくらいしかないが、それ以外の特撮の当時の立ち位置はどんなものだったのだろうか。。
まあこの辺を深堀りしていくのも面白そうだが、特撮マニアの方に話が聞けたらもっと面白そうだし、私は専門外なのでこの辺までにしておく。(笑)
まとめ
幼いころの記憶はあてにならないことが多い。
昔見たテレビの謎エピソード。皆さまも何かあったらお気軽に教えてください。
私も見つけ次第、後編もやるかもしれません。