新鎌ヶ谷店
10数年ほど前、あんなに都内で見かけた東京チカラめしも今や残り2店舗となってしまった。。
人によっちゃ「まだあったのか!」と思う人もいるだろう。
それもそのはず、残る2店舗は新鎌ヶ谷店(千葉県)と大阪日本橋店(大阪府)。
東京と名前がつくのに都内には店舗がもうないのである。
東京最後の店舗新宿西口1号店は惜しまれつつも2022年8月で閉店。
このように東京と名前がつくのに千葉にある現象をディズニーランド現象と呼ぶ(呼ばない)
【追記】
上記で触れている新鎌ヶ谷店も2023年11月4日をもって閉店とのこと。
残る店舗は大阪日本橋店の1店舗のみとなるが、都内に再進出する意向も示している。
情報が解禁され次第、こちらに追記する予定です!
そんなチカラめし。
あんなによく見かけた店舗はどうしてなくなってしまったのだろうか。。
大量閉店の理由に迫る。
店舗の拡大
東京チカラめしは「金の蔵」などを運営するSANKO MARKETING FOODSの新規事業として2011年に池袋に1号店をオープン。
普通の牛丼と違い、煮るのではなく焼くスタイルの「焼き牛丼」が話題を呼び、店舗が徐々に拡大。
そして2011年11月には、同社社長が「2012年6月末までに100店を超え、2012年には年間300店を開店させる。チカラめしのみで1000店舗以上展開する」と述べ、その発言の通り、かなりの勢いで都内を中心に店舗数を増やしていき、1号店オープンから約1年程で100店舗に到達し、最盛期には店舗数は132店舗までに達した。
閉店ラッシュ
だが、そんな開店ラッシュも束の間、関西地区の店舗ではオープンから半年も経たずに閉店する店舗が出始める。
理由としては急速に店舗を増やし過ぎたせいで社員などのスタッフの人員不足、教育不足が関係しているという。テンポの拡大に人員の整備が追い付かなかったのである。
そして2013年頃から、24時間営業等の深夜の営業の停止など営業形態の見直しで再起を図ったが、時すでに遅しであった。
コロナウィルスの影響~現在
店舗の減少に歯止めをかけることができず、100店舗以上あった店舗は数店舗になった頃、コロナウィルスが流行。
軒並み飲食店が大打撃を受ける中、もちろんチカラめしも影響を受けた。その関係で休業中の店舗がそのまま閉店するなどでさらに店舗が減っていってしまった。
現在は上記に記載の通り、千葉と大阪の2店舗のみとなっている。
まさに絶滅危惧種チェーン。
東京チカラめしに行ってみた件
ここからが本題。
今回訪れたのは千葉県にある新鎌ヶ谷店。
新鎌ヶ谷駅の乗り換えの通路にお店を構えている。
今回訪れたのは平日の14時頃だったにも関わらず客は10名ほど。
この微妙な時間帯にもかかわらず、どんどん客が入ってくる。
客層は仕事途中のサラリーマンがほとんどであった。
がっつり系の定食もあり。
今回頼んだのは1番スタンダードな焼き牛丼にセットをプラス。
5分ほどで着丼
焼き牛丼の大盛り650円にお得セットのB(サラダ+温泉玉子)150円
味、ふっつうに美味い!!
この独特の甘いタレが食欲を注ぐ
温玉は途中で入れるのがGOOD!
新規出店
そんな東京チカラめし。2023年中に国内に新規出店の噂が出回っている。
果たして2023年中に出店はあるのだろうか。
吉報を待ちたい。
ちなみに日本では現在2店舗ではあるが、香港には実は店舗がある。
こちらは連日大盛況。店舗数は3店舗にまで増えており、今後はアジア各国にも進出する予定だという。
【追記】
東京チカラめしを運営しているSANKO MARKETING FOODSは「東京チカラめし食堂」を2024年5月7日に東京都内に出店すると発表。
東京から姿を消していたチカラめしが再度"東京"に復活することとなる。
気になる出店場所は東京法務局などが入居する九段第二合同庁舎(東京都千代田区)地下1階で、看板メニュー「元祖!焼き牛丼」や日替わりの定食、麺メニューなどを販売。営業は平日11時~14時で、一般来場も可能で6月からは夜の営業もスタートとのこと。記事はこちら↓
普通に高校・大学の近くとかオフィス近くにあったらまだ絶対流行る気がする。
絶対店舗増やした方がいい(少しずつね)
今回は東京チカラめしにお邪魔しました。
まだまだ味は全然落ちていなかった!
次回はまた別のメニューを食べてみたいと思います。
もうこれ以上潰れないでくれ!